ロボット相撲のルールと魅力

 ロボット相撲の魅力、それは人間味あふれるロボットの戦い方。戦うのはロボット力士でも、戦い方のプログラムを考えたり、操縦したり、設定したり、そもそもロボットを作るのも全て人間が行う事。「絶対的に強いロボット」がない以上、色々な制約の中で何に重点を置いて戦うかを決めて、信じる道を突き詰める。そんな人間味あふれる取り組みが、ロボットの戦い方に詰まっています。ロボットの素早い動き、超絶技巧の裏側には戦略を立て、それを実現できる技術で戦いを勝ち抜こうとする高校生たちの思いがあります。

ロボット相撲の魅力についてのインタビュー動画
・香川県立高松工芸高等学校 平尾 琢志さん
・埼玉県立越谷総合技術高等学校 森木 秀明さん

ロボット相撲の魅力についての
インタビュー動画

・香川県立高松工芸高等学校
 平尾 琢志さん
・埼玉県立越谷総合技術高等学校
 森木 秀明さん

高等学校ロボット相撲選手権とは

 高等学校ロボット相撲選手権とは、技術と技で勝負する高校生によるロボット相撲の競技会です。プログラムとセンサーの情報で自らの判断で戦う自立型と、選手ががプロポで操縦するラジコン型の2つのカテゴリがあり、3kg級と500g級の二つのクラスがあります。全国6地区で開催されて、学校の所在地で参加できる大会が異なります。各大会のそれぞれの部門の上位入賞者は、毎年12月に国技館で行われる 全日本ロボット相撲大会 決勝大会(主催:富士ソフト株式会社)への出場権を得ることができます。実際に会場にお越しいただき、スピード感、迫力などを是非体感してください。

ロボット相撲の仕様とルール

 ロボット相撲とは、参加者が自作したロボット力士をアイディアと技術で戦わせる競技です。ロボット相撲には操作員が送信機を操作してロボットを動かして戦う「ラジコン型」と、ロボットにセンサーやプログラムが組み込まれておりロボット自らの判断で戦う「自立型」の2カテゴリがあります。また、3kg級と500g級という二つのクラスがあります。
 ロボット力士が戦う土俵は、クラスによって大きさ、素材などが異なります。クラスが同じなら、カテゴリが違っても同じ土俵で戦います。3kg級は直径154㎝で、表面は鉄板に塗装がされています。3kg級のロボットは強力な磁石で土俵に貼りついて、相手が下に潜り込んで押し出されたり弾き飛ばされるのを防ぎます。500g級は土俵の直径は77㎝。木製で表面などが塗装がされています。3kg級とは異なり土俵への吸着機能が禁止されていますので、戦い方は大きく変わります。
 ロボット相撲の勝敗に関するルールは簡単。対戦相手が土俵の外に出て、余地と呼ばれる土俵外側の地面に着いたら勝ち。3分間で2本先取したロボットが勝ちとなります。  

 ロボット相撲の各クラス、各カテゴリの見どころを 全日本ロボット相撲大会事務局長 安達徹さんにお話しいただきました。

 

 

もっと詳しくロボット相撲のルールについて知りたい方は

全日本ロボット相撲大会WEBサイトに遷移します

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